令和2年度通常総会を開催

 令和2年7月30日、島根県林業会館において令和2年度通常総会を開催しました。

 今回は新型コロナウイルス対策の面から規模を縮小して開催することとし、来賓の招待、優良工事及び業務の表彰式を取り止め、基本的な感染対策を講じた上開催しました。

 開会に当たり、池田副会長から「7月はじめ熊本県を中心に九州、中部地方など日本各地で発生した集中豪雨によって多くの方が亡くなられた。島根県でも7月13日からの大雨により江の川下流域では川が氾濫するなど大きな被害を被っている。被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧を願っている。

 梅雨前線の停滞により長く降り続いた雨で地盤の緩んでいるところもある。引き続き、土砂災害に注意していただきたい。また、想定を超えた自然災害が多発する現状に鑑み、治山事業、森林整備事業の重要性がますます高まっていくと考えている。

 こうした中、近年の自然災害による甚大な被害の発生を踏まえ、森林環境譲与税の譲与額を前倒しで増額し、森林整備などを一層推進することとなった。これを機に「森林経営推進センター」では、それぞれの地域のニーズに沿った支援をさらに強化し、市町村の事業が円滑に進むよう努めていく。

 また、森林協会は森林・林業施策の充実・強化と予算確保に向け、今後とも国、県等関係先へ要望活動を行っていくこととしている。会員の皆様をはじめ、関係各位のご理解とご協力をお願いする。」旨の挨拶がありました。

 続いて、島根県農林水産部鈴木大造部長と一般社団法人日本治山治水協会・日本林道協会山口俊一会長からの祝辞披露の後、議事に入り、提案した5議案は全て提案どおり承認されました。