一般社団法人島根県森林協会「森林を育てて 地球を守ろう」

森林づくりへの取り組み

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「緑の森再生事業」の取り組みについて

松江市

松江市は市域東西41km、南北31km、面積は530.28km2となっており、宍道湖・中海・堀川等、多様な水域に恵まれた水郷都市です。

また奈良市・京都市と並ぶ国際文化観光都市であり、皆さんもご承知のとおり、現在放映されておりますNHK連続テレビ小説「だんだん」の舞台として、全国の皆さんに注目をいただいております。

さて、このような松江市も平成17年3月31日の市町村合併により市域が大きく拡大しました。
北は日本海に面し、第3種漁港である恵曇漁港をはじめとする18の漁港を有する県内屈指の水産業地域です。一方、南は森林資源に恵まれ、松江市の森林面積は27,599ha、林野率は52.3%あります。

松江市としては、これら天然資源を活かした農林水産業の振興を図ること、さらに地域資源のブランド化を進めていくことが重要であると考えています。

ところで、近年、「温暖化」をはじめとする地球規模の環境問題が大きく取り上げられています。これまでの人類の歴史を振り返って、現在ほど環境問題に多くの人が関心を持つことは、いまだかつてなかったと思います。

自動車メーカーは「エコカー」を開発しCO2を大気中に放出しない車を開発し、スーパーマーケットでは買い物をする時には「エコバッグ」を持参する取り組みを推進する動きが見られるようになりました。
多くの人々が環境問題に取り組んでいる証だと思います。

一方で、地球温暖化の防止には、その原因といわれるCO2を吸収することも重要です。
植物は大気中のCO2を吸収して光合成を行い、炭素を幹や枝などに蓄え成長していくことから、森林は大きな役割を果たしています。

しかし、多くの市民の方にとって、「森林」は遠い存在ではないでしょうか。
古来より日本人は森林にある大木には神が宿ると畏怖し敬遠してきました。

また、ある調査によれば森林公園などで最も人が利用する場所は森の中の開けた芝生であるという結果が出ています。
日本人には森林は自ら分け入るものではないという潜在意識があるのかもしれません。

その結果、林業従事者の減少とともに森林は手入れが行われず放置され、林内は繁殖力の強いツル植物など特定の植物だけが密集し、人が立ち入れない状況になり、不法投棄の格好の対象地になっています。
また、動植物も減少し、生物の多様性が低下しています。

そこで、松江市では今年度より5ヵ年に渡って「緑の森再生事業」を実施し、更なる温暖化対策の充実を図るための施策として、企業の皆さん・市民の皆さんと行政が一体となった植林事業に新たに取り組むこととしました。

また、この事業を通じて、国土の保全や水源涵養、保健・文化・教育・レクリエーションの場の提供、さらに生物の多様性及び景観の保全など多面的な森林の機能を生かしていきたいと考えています。

初年度である平成20年度は、松江市島根町多古地区の『マリンパーク多古鼻』周辺にて植林事業を実施します。
この地域は大山隠岐国立公園に指定されており美しい景観を有していますが、近年は松くい虫被害の影響もあり、クロマツの松枯れが進んでいます。

この森林を本来あるべき姿に戻すべく、企業や市民の皆さんと森づくりに取り組んでいきます。なお、3月14日(土)には、当地において『市民森林(もり)づくり活動』と題して植樹イベントを行います。是非、ご参加ください。

お問い合わせ:松江市産業経済部農林課 TEL(0852)55−5243)

 

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