一般社団法人島根県森林協会「森林を育てて 地球を守ろう」

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治山アドプト制度による防災パトロールについて

安来市

安来市は飯梨川と伯太川の二大河川を有し、下流には平野がひらけ、上流部には豊かな水を生みだす山々が広がる総面積420.97kuの市です。
うち森林は71%にあたる298.92 kuを占め、安来市内はもとより市外近郊の水資源を供給する水源として大切な役割を担っています。

また、近年叫ばれている地球温暖化に対してもCO2の吸収効果を発揮し公益的な恩恵を私たちにもたらしてくれています。

しかし、そのような公益的機能をもつ森林地域の側面としてあるのが山地災害です。
安来市では山地災害への備えとしてこれまでに200地区以上にわたって治山施設の設置がなされ、山地災害からの防波堤としてその効果を発揮しております。

しかしながら、近年災害発生要因として増加傾向にある集中豪雨は、「ゲリラ豪雨」という名前に象徴されるように「いつ」「どこで」「どれだけの量が」降るのかという予測が立ちにくいという特性があり、日ごろからの災害に対する備えがより求められてくると言えます。

そこで安来市では、山地災害の未然防止のため平成20年度2地区(上山佐地区、鍋谷地区)において治山アドプト制度を活用した防災パトロールを実施しました。

10月13日に実施した上山佐地区のパトロールでは、約40名(6自治会)の参加により8箇所の施設を点検して回ることができました。

森林協会及び防災ヘルパーのご協力をいただき、日常の維持管理や点検時の注意点などについて現場を実際にパトロールしながらお話を伺うことができました。

また、10月25日に実施した鍋谷地区では、約10名の参加により地すべり地区内の6箇所の治山施設について点検を行いました。

パトロールによって両地区においてそれぞれ修繕を要する箇所を発見することができ、既存施設の被災・増破の未然防止へ向かえたことは非常に大きな意義があったと感じております。

また、この活動を通じて地域住民の防災意識の向上が図られ、今後の継続的な点検・巡視活動の一助となれば幸いに感じます。

最後になりましたが、今後も本市では森林の整備・保全、治山施設の積極的な整備に努め、山地災害の発生防止を図っていきたいと考えておりますので関係各所のご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

 

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