一般社団法人島根県森林協会「森林を育てて 地球を守ろう」

森林づくりへの取り組み

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雲南市の森林作業道開設の取り組みについて

雲南市 農林土木課

1.幡屋財産区分収林地の状況と造林整備の必要性
雲南市大東町と松江市宍道町の境界付近に存する丸倉山から八十山にわたる幡屋地区山林においては、旧大東町と幡屋財産区の問で締結した分収契約に基づき、昭和36年から昭和53年にかけてマツを中心に約113ヘクタールの植林を行い、地元住民の方の協力を得ながらこれまで保育などの管理を行ってきたところである。

しかしながら、近年、分収造林地の造林木については7〜10齢級となり伐期を迎えてきている一方で、木材価格の低迷、松くい虫被害の防止対策にかかる状況など林業をとりまく状況も植栽当時から大きく変化してきており、今後は樹種転換も含めたマツ林を主体とする造林地施業が課題となっていた。

2.路網整備への経緯
そのような状況から、平成22年度において地元住民及び財産区と協議を行い、幡屋財産区分収林における利用間伐の実施、さらには次世代の林分育成のため樹下植栽及び松くい虫被害対策としての樹種転換等の整備を行うため、その基幹ともいえる路網の整備を計画したところである。

3.路網整備と施業計画
現在までに、基幹作業道を中心とする作業路網整備計画に基づき、2路線4,190mの基幹作業道を開設したところである。また、今後はこの路線を核とした施業用の作業路を作設していく予定であり、平成23年度中に作業路2路線約2,500mの開設を実施している。さらに整備した路網を利用することで、利用間伐・更新伐を中心とする施業を実施するとともに、樹下植栽による新たな林分の育成に取り組んでいく予定である。

4.現地写真

5.整備計画

幡屋財産区分収林樹種別造林面積

植栽年度

(S36〜53)

造林面積(ha)
樹種別面積

スギ

ヒノキ

マツ

合計

17.17

8.46

87.70

113.33

 

幡屋財産区分収林 路網整備計画

事業実施年度

作業路開設計画 備考

規格

路腺名

延長

平成22〜23年度

基幹作業道

幡屋丸含山線

2,108m

事業完了w=3.0m

幡屋八十山腺

2,082m

作業路

丸倉山腺

1,298m

開設中w=2.5m

八十山線

1,202m

平成24年度以降

作業路

丸意山2号腺

1,000m

 計画w=2.5m

八十山2号線

1,000m

合計

6路線

 

8,690m

 

 

幡屋財産区分収林 路網整備による施業計画(〜平成26年度)

項目

事業量(ha)

備考

利用問伐・更新伐

22.7

H22に2.40haの受光伐、樹下植栽を実施

樹下植栽・下刈り

22.7

 

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