一般社団法人島根県森林協会「森林を育てて 地球を守ろう」

森林づくりへの取り組み

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飯石森林組合と森林経営計画の取り組みについて

飯石森林組合

平成元年12月に旧飯石郡内の5森林組合が合併し、 飯石森林組合が発足して昨年で23年が経過しました。

この間、 経済においてはバブル崩壊からリーマンショックを経てアベノミクスへの展開となり、 また平成の行政合併による行政区域の変更、 あるいは松江三次間の高速道路開通による地域内の交通体系の変化等、森林組合を取り巻く環境にも大きな変化がありました。

その中で合併時4,370名を数えた組員数は、 現在4,125名に減少しましたが、 管内民有林面積44,800ha、 国有林面積2,300ha、 森林率86%という森林構成はあまり変化していません。

その森林を対象に森林法が改正され、 森林計画制度が大きく見直されるなかで、 平成24年度からこれまでの森林施業計画に替って新たに森林経営計画が創設されました。

当初、 森林に面的なまとまりを持たせ合理的・効率的な森林経営を目的とするこの制度には、 全国的に森林所有者の山林離れが進行し、 地籍調査の遅れ等から境界不明の山林や連絡不明の森林所有者が増加する中で、 「面的なまとまりを作れない地域や所有者の切捨てになるのではないか」 「合意形成は出来るのか」 等の懸念がないわけではありませんでした。

また施業実施の上では地域限定・集約化は確かに必要ですが、 中山間地域における地域維持のためには、全地域の森林の全面的管理が必要です。

しかし制度が発足し、 認定を受けない森林や事業体は公的支援から除外される以上、 森林組合としても積極的に取り組む必要がありました。

旧町村単位の地区委員会での説明や、 各地区での提案説明会を重ねていく中で、 幸いにして組合員の95%の方から森林経営計画委託契約をいただき、 管内24,500haの森林に森林経営計画を設定することが出来ました。

なかには合意が得られなかった方もありましたが、 「詳しいことはよくわからんが、 山のことは森林組合にまかせる」 といった方も多かったように思います。

当組合は合併以来、 組合員から賦課金を頂いており、 またその徴収や様々な依頼事項に応えて頂ける管内280箇所の地区委員制度が存在していることも大きな力となりました。

この委託契約と森林経営計画の実効性を更に確保するために、 当組合では平成25、 26年の2カ年で管内地域における 「地域と森づくり提案会」 を実施し、 合意形成をすすめていく予定です。

現在の政策施策制度は以前のように長期間存続するのではなく、 比較的短期に制度変更はあると思いますが、 制度は替っても 「地域づくりと森づくり、 それを支える人づくり」 をスローガンに地域密着で頑張っていきたいと思います。

 

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