一般社団法人島根県森林協会「森林を育てて 地球を守ろう」

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災害関連緊急治山事業 (御幡川) について

出雲県土整備事務所 治山・林道課

平成24年7月6日から7日にかけての梅雨前線豪雨 (最大24時間雨量136o、 最大時間雨量74o) により、出雲市佐田町内では多数の土砂災害が発生しました。

豪雨後の御幡地区では特に被害は認められませんでしたが、 7月26日の山腹崩壊発生による市道通行止め、8月6日には頭部滑落段差20mとなる大規模地すべり発生に至り、 事務所全体で24時間監視体制を整えました。

大規模な地すべり発生後は大きな変動がないため、 24時間監視体制を盆前に解除し、 その後は伸縮計5基、WEBカメラ2台等で監視し、 緊急時に現場へ直行する体制を整えました。

異常時の自動警報装置も併設し、夜間でのカメラ映像確認が出来るように投光器も設置しました。

地表面踏査約2ha、 調査ボーリング7孔、 水位観測、 歪計、 ボアホールカメラ測定等の地すべり調査を行った結果、 地下約45m付近の岩盤部分に変質帯 (岩塊の間を粘土が埋めた構造) が存在し、 その部分がスベリ面であることが判明しました。

計画安全率は、 山腹下方に道路・河川・集会所等が存在することから1.20と設定し、 対策工事は、 排水ボーリング工(12孔960m)、地すべり頭部の排土工(120,000 )、末端部の押え盛土工(26,000 )、土留工(240m)の本工事と、 周辺の森林を破壊せず、 排土工を効率よく施工するための仮設道 (460m) を計画しました。

現在は、 排水ボーリング工事のみ完了し、 仮設道路工事、 残土処理場工事、 山腹工事、 砂防河川付替工事を同時に進めている状況です。

このように同地区で複数の工事を同時施工する場合、 発注者・受注者各社が情報を共有する必要があり、 また地元住民の生活道路である市道を、 年内に開放することを目標としているため、 最適な工程管理と確実な安全管理が求められます。

そこで、 受注者による 「御幡川地区安全対策協議会」 が設立され、 島根県出雲県土整備事務所は助言機関として毎月1回の監視会議を開催し、 各々の工事の進捗確認を行っていくこととしました。

御幡地区に住むみなさんが以前と同じように安心して生活出来るよう、 工事受注者・出雲市・島根県が一体となって、 1日でも早い災害復旧工事の完了を目指していきます。

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