隠岐で治山アドプト制度の支援活動を行う

島根県山地防災ヘルパー協議会(会長:佐川俊二 事務局:(社)島根県森林土木協会)は、平成22年10月17日、「県治山アドプト制度」で隠岐地域初の協定を締結した隠岐の島町郡区(自治会)において、地域住民等が行う治山施設等の点検活動を支援しました。
点検には、山地防災ヘルパー3人、郡区住民20人、県及び町職員等計30人が参加しました。はじめに佐川会長が、山地災害発生のメカニズムや発生予測、避 難方法等を地区の公民館で説明した後、特別養護老人ホーム等の災害時要援護者施設が集中する協定区域に移動して、治山施設の点検箇所や点検方法等について 住民に直接指導を行いました。
治山アドプト制度は、県が管理する治山施設や災害危険地区などの清掃、巡視、点検等を地域住民等が担うことで、防災意識の向上や警戒避難体制の充実を図るもので、現在、県は11団体と協定を締結しています。
当協議会では、これら団体等から要請があれば、治山施設の点検方法等について、できる限り支援を行うことにしています。                                                                           

現地での施設点検指導