中国地区治山林道連絡協議会を開催

平成30年10月5日、松江市で開催。本協議会は中国5県の協会で組織(今年は島根県が当番、来年は鳥取県で開催)するもので各県の治山林道担当者も参加しますが、7月豪雨の影響で例年に比べ参加者は少なめでした。総会前に事務局、治山研究会、林道研究会の各部会に分かれ、それぞれの議題を協議しました。

 総会は当協議会の速水会長(島根県森林協会会長)のあいさつ、島根県農林水産部桑本次長のあいさつ、来賓の(一社)日本治山治水協会、日本林道協会津元専務理事と林野庁整備課春日森林土木専門官の祝辞と続き、その後議事に入りました。議事は各県提出の議題について林野庁の見解、中央協会からの他県の状況も踏まえたアドバイスを交え審議し、その後、特別決議を全員の賛成で採択し閉会しました。

速水会長あいさつ
(写真左:津元専務理事・写真右:春日森林土木専門官)


 特別決議については10月25日、速水会長が林野庁等関係先へ要望を行いました。
(要望事項)
 1 現下の災害発生状況に鑑み、国民に安全と安心を与える治山対策の着実な推進
 2 特に山村地域の防災・減災に向けた予防的な治山対策の推進
 3 間伐等による森林整備と路網整備の推進

牧元林野庁長官