林野庁との意見交換会

令和2年1月28日、林業関係団体(島根県森林組合連合会、(一社)島根県森林協会、(一社)島根県木材協会、(公社)島根県林業公社、島根県水源林造林協議会)の主催で林野庁との意見交換会を「都道府県会館」(東京都)で開催しました。

主催者を代表して森林組合連合会絲原会長のあいさつの後、林野庁から「令和元年度補正予算及び令和2年度予算」の説明を受けました。その後、森林組合の今後の経営基盤の強化及び森林環境譲与税を活用した取り組み事例について研修会を行い、続いて、意見交換に入りました。

皆田大田市森林組合長から作業員の労務は介護職と同様、公共の役割も担っているので社会的地位向上(処遇の改善)が必要。速水雲南市長から昨年4月設置した「森林経営推進センター」の活動報告と併せ、林業に取り組むことは地域づくりであり、コンパクト・プラス・ネットワークの要素。立石飯石森林組合長から組合は職員に対して雇用主としての責任があること。また、路網のメンテナンス(管理者)に係る意見。大石邑智郡森林組合長からマネジメントできる職員の必要性と人材確保に苦慮との報告があり、それぞれについて林野庁担当者と活発なやりとりがありました。

これからの森林・林業・木材産業の推進に向け、大いに役立つ内容となりました。