令和3年度通常総会を開催

 令和3年7月30日、島根県林業会館において令和3年度通常総会を開催しました。

 今年度も昨年と同様に新型コロナウイルス対策の面から規模を縮小して開催することとし、優良工事及び業務の表彰式を取り止め、基本的な感染対策を講じた上開催しました。

 開会に当って、楫野会長から「7月6日からの大雨により県東部を中心に県下各地で甚大な被害が発生した。被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧を願っている。

 このように近年、想定を超えた自然災害が多発する現状に鑑み、治山事業や森林整備事業の一層の推進を図る必要があると考えている。一方、人工林の多くが利用期を迎え、島根県では全国に先駆け循環型林業の実現に向けて、伐採の促進、路網整備、木材の利用拡大など様々な森林・林業施策が展開されている。

 こうした中、5月30日に大田市の三瓶山北ノ原を会場に第71回全国植樹祭が開催された。循環型林業を象徴的にPRした「お野立所」は、今週秋オープン予定の道の駅「ごいせ仁摩」に移築される。皆様方にもぜひ足を運んでいただきたい。

 当協会は、森林・林業施策の充実・強化と予算確保に向け、今後とも国、県へ要望活動を行っていくとともに、運用開始から3年目を迎えた森林経営管理制度が円滑に進むよう「森林経営推進センター」が引き続き市町村の業務を支援していくこととしている。会員の皆様をはじめ、関係の皆様方には、今後とも引き続きご理解とご協力をお願いする。」旨の挨拶がありました。

 続いて、林野庁近畿中国森林管理局島根森林管理署津田署長様、島根県農林水産部前島次長様からご祝辞を頂いた後、議事に入り、提案した6議案は全て提案どおり承認されました。