山地防災ヘルパー研修会を開催

 平成29年6月19日、島根県山地防災ヘルパー協議会(会長:田部允之、会員:34名)の新規加入者6名(松江市1名、江津市1名、川本町1名、美郷町1名、津和野町1名、吉賀町1名)を対象とした研修会を開催しました。研修会には田部会長と橘、佐藤副会長の外、県西部の会員4名も参加しました。

 はじめに島根県西部農林振興センター堂領課長からヘルパー認定証が交付され、浜田市相生町(足王谷)の現場で治山施設点検(今回は治山ダム)を行いました。概要説明を島根県浜田県土整備事務所の石田治山・林道第二課長にお願いしました。

 治山ダムの施工年度、破損箇所の有無、上流の土砂堆積状況など実際にダムの点検を行い、施設点検表に記入した後、チェック項目ごとに各自が結果発表し意見交換しました。

 島根県山地防災ヘルパー協議会はこうした研修会によって技術と知識の向上に努めながら地域で開催される防災学習会等へ出向き、山地災害危険地区の点検や災害予兆の発見などの指導を行っています。