林業専用道(規格相当)研修会を開催
10月12日から3日間、森林組合職員7名が参加し研修会を開催しました。
講師派遣、資料提供で島根県(林業課、森林整備課、西部農林振興センター県央事務所林業部、県央県土整備事務所治山・林道課)、大田市森林組合、島根県林業公社、島根県森林土木技術協会、島根県山地防災ヘルパー協議会にご協力いただきました。
<研修生の感想>
勝部 圭(大原森林組合)
先日は、3日間にわたってご指導していただきありがとうございました。とてもわかりやすく、一人一人に講師の方がついて教えていただいたので、質問もしやすくとても有意義な研修となりました。ありがとうございました。
普段の業務で、森林作業道を担当しており、林業専用道(規格相当)を担当したことがなかったため、難しい部分が多くありました。今回の研修でご指導していただいた、カーブセットや現地の測量等を生かしていきたいと思います。また、管内に専用道が少ないため、専用道と森林作業道を組み合わせ、効率的な森林の整備を進めていきたいです。
原 伸宏(仁多郡森林組合)
今回の研修を受けて、最初林業専用道の設計や図面の描き方測量のしかたについて全く分かりませんでしたが、研修を通してカーブの取り方や縦断、横断の描き方など知ることができました。研修で学んだことをすべて覚えるのはまだ時間がかかりそうですが、3日間の中で道について知らないことが学べてとても良い機会となりました。
渡部 光良(仁多郡森林組合)
研修は講義、測量機器の説明に始まり現地での実習、図面作成、設計の内容でした。実質2日間と時間の制約がある中、充実した内容だったと思います。今後は研修の成果が十分発揮できるよう業務に励みたいと思います。また、主催された島根県森林協会の広江専務様をはじめ、研修中お世話になった関係者の皆様ありがとうございました。私にとって懐かしい方々との久しぶりの再会もありとても有意義な研修となりました。
梅木 昌幸(飯石森林組合)
今回は、林道専用道(規格相当)現地研修会を開催していただきありがとうございました。
初めて操作する測量機材でなにもわかりませんでしたが、講師の皆様にはわかりやすく指導してくださりありがとうございました。踏査作業が一番大事であることを言われ、日頃の仕事でも頑張って踏査しようと思います。
田中 幸昌(大田市森林組合)
今回の研修は3日間行われましたが、初日と最終日が半日だったので、実質2日の研修でした。短期間の為、駆け足で一通りの流れを行ったので、理解できてないところは沢山ありますが、何となくの流れはわかりました。個人的には、現地でIPを何処に置けばいいのか?縦断勾配をどの様に引いたら良いのか(災害やコストなどを考慮して)?歩掛や単価表など今まであまりかかわりがなかったのでよくわからないです(計算するだけ?)。
今後も少しずつスキルアップの研修会を計画されているとの事なので機会があれば参加したいと思います。
辻村 修一(大田市森林組合)
専用道について、入組から4年間、殆ど関わっていない中での本研修は、自分にとって非常に濃いものとなりました。用語の説明(ex.規格相当とは?)から、どの指針に基づき運用されているか等の基礎的な内容や、使ったことのない器具の使い方も学べ、勉強になりました。現地踏査・設計図の作成もここまで細かい作業をしたことがなく、視野を広げる良い機会となりました。今後も他組合と情報共有等を行い、学ぶ姿勢で業務に邁進します。
岡 真樹(石央森林組合)
少人数の講習でしたので、1人ずつ講師の方について頂き、細かなところまで指導して頂いたおかげで、作図まで完成出来たが、研修の内容が濃くとてもこの講習では時間が足りない気がする。復習やステップアップも含めて続きの研修もお願いしたい。利用期の山林を伐るには道が重要となるが、市町村が主体となって開設するには時間がかかりスピード感が限られる。森林組合の役割りが期待される中で、視察、講義だけでない、現地実習を取り入れた研修は覚える上で非常に良かった。