令和5年度市町村担当職員研修(第2回)を開催

 森林経営管理制度を担当する職員向けの研修会を2日間にわたって下記の通り開催しました。
 今回の研修は、林野庁の担当職員の皆様に講師としてご来県いただき、森林経営管理制度による施業の集約化、森林環境譲与税を活用した森林整備等の取り組みについて、ご講義いただきました。
 また、島根県庁、大田市役所、飯南町役場から講師をお招きして、昨今のトピックスである「J‐クレジット制度」の活用を通じた森林整備や、市町村による主伐を促進するために、県内でも先進的に公有林の主伐を行っておられる事例の紹介を交えながらご講義いただきました。また、当協会から主伐及び原木販売に係る具体的な実施方法について講義しました。

 ○研修名  : 令和5年度 第2回森林経営管理制度担当職員研修
 ○日 時  : 令和5年10月18日(水)13:00から
         令和5年10月19日(木)15:00まで
 ○場 所  : 島根県林業会館 大研修室にて
 ○講 師  : 林野庁 森林整備部 森林利用課 
              森林集積推進室 課長補佐 安田 幸治  氏
              森林集積推進室 森林集積担当専門職 新井  槙  氏
         島根県 農林水産部 森林整備課 課長補佐 大石 貴久  氏
         大田市役所 産業振興部 森づくり推進課 課長 森山 久利  氏
         飯南町役場 産業振興課 主幹 星野  崇  氏
         島根県森林協会 森林経営推進センター 課長 田部 欽也  氏

 〇講義内容 :(1) 森林経営管理制度について
        (2) 課題解決に向けた事例紹介
        (3) 森林境界の明確化について
        (4) 所有者不明森林等への対応
        (5) 森林環境譲与税について
        (6) 公的セクター経営体の主伐促進について
         【事例紹介】大田市における公有林の取組について
        (7) J-クレジットを取り巻く情勢について
         【事例紹介】飯南町におけるJ-クレジットの取り組みについて
        (8) 主伐及び原木販売の実施方法について

 〇講義の様子